「中庭のある家を建てたいけど、注意すべきことは何?」
「どんな中庭のある家があるのか知りたい!」
「南相馬市・相馬市で中庭がつくれるおすすめの会社はどこ?」
最近人気の中庭のある家。コロナの感染拡大をきっかけに、おうち時間をより快適にするために中庭を取り入れる人が増えています。
中庭のある家は、室内を明るくしてくれたり、プライベート空間を作れたりと多くのメリットがある魅力的なものです。最近ではロの字型やコの字型、L字型などの種類があり、きっとあなたの生活を豊かにしてくれるでしょう。
しかし、中庭をつくる際には気をつけるべきポイントがいくつかあります。注意点を知らずに中庭をつくると、思わぬところで後悔してしまうことがあるのも事実。
そこで本記事では、中庭のある家の事例や魅力、建てる際に注意すべきポイントを解説します。理想の中庭のある家を成功させるために有益な情報が載っているので、ぜひ参考にしてください。
中庭のある家の事例5選
さっそく、中庭のある家の事例を見ていきましょう。今回、紹介する事例は以下の5つです。
- ホワイトモダンな平屋
- アウトリビングのある家
- 街とつながる中庭が気持ちいい、のびやかな平屋
- 部屋で囲った庭でプライバシーを確保した家
- 緑と開放感を楽しめる家
あなたが中庭のある家を建てる際のイメージづくりに役立ててください。
事例①:ホワイトモダンな平屋
白を基調とした外壁に木目のブラウンがアクセントになっている外観の平屋です。
ロの字型の間取りとなっており、中心に中庭を設置しています。全ての部屋から中庭に入れるようになっており、全部屋に満遍なく陽の光を届けることが可能です。
事例②:アウトリビングのある家
黒で統一された外観の平屋です。
この住まいはリビングに隣接する形で中庭を設置しています。リビングに陽の光が差し込むようにしており、晴れの日にはアウトリビングとして利用可能です。
高い壁で囲まれているため、プライバシーも保護されたくつろげる場所になっています。
事例③:街とつながる中庭が気持ちいい、のびやかな平屋
アオダモやモミジなどの植栽が美しく映える、片流れ屋根の外観の住宅です。
中庭は、庭での食事を楽しめるようにタイル貼りにしています。照明はもちろん、コンセントやガス栓まで揃えたBBQを楽しむための庭です。
アウトドアが楽しめる魅力的な住宅になっています。
事例④:部屋で囲った庭でプライバシーを確保した家
シンプルですっきりとした箱型の外観の平屋です。
間取りはロの字型にして、家の中心に中庭を設置しています。中庭は、約12帖の広々としたつくりに。
平屋にして屋根を低くすることで、陽の光を取り込みやすいように工夫しています。
事例⑤:緑と開放感を楽しめる家
三角屋根が印象的なシンプルな外観の住宅です。
この住まいは、リビングに隣接する場所に中庭を設置。中庭には5mを超えるシンボルツリーがあり、暮らしにやすらぎをもたらしてくれます。
LDKと中庭を一体化させることで、小さなお子さんが遊んでいても、目が届くため安心です。
中庭のある家の魅力3選
中庭のある家の魅力を見ていきましょう。魅力的なポイントは以下の3つです。
- いつでも明るい家になる
- プライベート空間を作れる
- 家の中でアウトドアが楽しめる
それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
いつでも明るい家になる
1つ目の魅力は、いつでも明るい家になることです。
中庭をつくることで、中庭から陽の光を取り込めるため家全体を明るくできます。一般的な家だと、建物の方角を気にする必要がありますが、中庭があればその必要はありません。
北側の部屋も南側に大きな窓を設置できるため、明るい部屋にできます。
また、中庭に面する窓を大きくすることで、陽の光と共に風通しを良くできることも魅力的なポイントです。家に新鮮な空気を取り込み、リフレッシュできます。
プライベート空間を作れる
2つ目の魅力は、プライベート空間を作れることです。
中庭をつくることで外からの視線を気にすることのない、プライベート空間を作れます。ロの字型の家にすれば、完全プライベート空間を実現可能です。
小さなお子さんがいる家庭では、目の届く範囲で安全に、好きなだけ遊ばせられることも魅力のひとつになります。
また、中庭のある家は、隣の家との距離が近い住宅密集地で多く取り入れられている間取りです。中庭があれば住宅密集地でも、誰にも邪魔されない、くつろぎの空間を実現できます。
家の中でアウトドアが楽しめる
3つ目の魅力は、家の中でアウトドアが楽しめることです。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ライフスタイルは大きく変わり、おうち時間を充実させたいというニーズが増えてきています。
中庭をつくれば、家の中で安全にアウトドアを楽しむことが可能です。BBQをしたり、ガーデニングをしたりなどたくさんの楽しみ方があります。
地面を土の中庭にすれば家庭菜園をつくることだって可能です。あなたの趣味やこだわりに合わせた、特別な場所をつくれます。
中庭のある家を建てる注意点
中庭のある家を建てる際の注意点を紹介します。注意すべき点は以下の3つです。
- 一般的な家より費用がかかる
- 土地の広さによって作れないことがある
- 湿気がたまりやすい
それぞれ詳しく解説します。のちに後悔しないためにも必ず確認するようにしてください。
一般的な家より費用がかかる
1つ目の注意点は、一般的な家より費用がかかることです。
中庭をつくることで一般的な家よりも窓や壁が増えるため、建築費用が高くなる傾向があります。他にも、メンテナンス費用がかかったり、断熱性能が低い家だと窓が多い分、空調の効きが悪く光熱費がかかるため注意しましょう。
間取りで言えば、ロの字型・コの字型・L字型の順番で費用が高くなります。中庭をつくる場合には、一般の家を建てるよりも費用がかかることを覚悟しておきましょう。
しっかりと予算を考えた上での設計プランを立てることが重要です。
土地の広さによって作れないことがある
2つ目の注意点は、土地の広さによっては中庭が作れないことがあるということです。
中庭をつくる場合には、ある程度の広さのある土地が必要になります。そのため、土地が狭すぎると生活に必要なスペースしかつくれず、中庭用のスペースが残っていないことがあるため注意しましょう。
中庭を検討している場合は、事前に土地を探す際に不動産会社や注文住宅会社に中庭を作りたい旨を伝えておくことが大切です。土地を購入した後に、土地が狭くて中庭が作れなかったということがないようにしましょう。
湿気がたまりやすい
3つ目の注意点は、湿気がたまりやすいということです。
中庭は家の中に陽の光を届けてくれますが、中庭の全体に陽の光が届くわけではありません。そのため、陽の光が届かないところに水たまりができ、湿気を溜め込んでしまいます。
特にロの字型は、周りを建物に囲まれていることで水はけが悪く、湿気を溜め込んでしまう可能性が高いです。湿気を溜め込んでしまうと虫が湧いたり、カビなどの原因になるため注意しましょう。
中庭をつくる際には、排水設備を用意しておくことがおすすめです。また、中庭の床をタイルにすれば、土より水はけをよくすることができます。
南相馬市・相馬市のおすすめ住宅会社3選
ここでは、南相馬市・相馬市でおすすめの住宅会社を3社を紹介します。
- アイリスホーム
- 住友林業
- セキスイハイム
住宅会社によって特徴や得意なデザインが異なるため、理想の家が建てられる会社はどこなのか比較、検討してみてください。
アイリスホーム
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社アイリスホーム |
会社住所 | 福島県南相馬市原町区大木戸金場10-1 |
創業年数 | 1995年創業 |
対応エリア | 相馬市、南相馬市が中心 |
公式サイト | https://irishome.jp/ |
1つ目の南相馬市・相馬市でおすすめの住宅会社は、アイリスホームです。アイリスホームは平成7年に創業しました。創業以来、150棟以上の住宅や店舗を手がけており、デザイン力と技術力の高さから地元住民に信頼されている工務店です。
『家族が安らぐ一番安心できるところ』をコンセプトに、自然素材の建材や浜通りの環境に適した高い住宅性能の家をフルオーダーで建てられます。
さらに、土地・建物・金融機関の手続きなど、家づくりにおける全てのことを相談できる点がアイリスホーム最大の強みです。目を引く高性能住宅で理想の住まいが実現できるでしょう。
住友林業
項目 | 概要 |
---|---|
会社名 | 住友林業株式会社 |
会社住所 | 東京都千代田区大手町一丁目3番2号 |
創業年数 | 1691年(元禄4年) |
対応エリア | 沖縄県を除く46都道府県 |
公式サイト | https://sfc.jp/ie/ |
2つ目の南相馬市・相馬市でおすすめの住宅会社は、住友林業です。住友林業は元禄4年に創業しました。300年以上続く大手ハウスメーカーです。
住友林業は、『木の家』をコンセプトに選び抜かれた銘木の中から、好みの木材を自分達で選択できます。さらに、木造住宅でも地震に強い住友林業の家は、独自開発したビッグフレーム構法が採用されています。
災害に強い家づくりと充実したアフターサービスにより、何十年先も安心して住み続けられるでしょう。
セキスイハイム
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 積水化学工業株式会社 |
会社住所 | 東京都港区虎ノ門2丁目10番4号 |
創業年数 | 1947年3月 |
対応エリア | 全国エリア |
公式サイト | https://www.sekisuiheim.com/ |
3つ目の南相馬市・相馬市でおすすめの住宅会社は、セキスイハイムです。セキスイハイムは1947年に創業しました。積水化学グループが運営する住宅ブランドです。
セキスイハイムは家のほとんどを工場でつくるユニット工法を採用しています。機械の力と人の力を組み合わせ、適材適所で作業することで高品質の住まいが提供可能です。
また、セキスイハイムは高気密・高断熱の住まいを得意としています。少ない電力で家の中を快適な温度にできるため、光熱費を大幅に削減した経済的にやさしい住まいが実現可能です。
まとめ
本記事では、施工事例を交えながら中庭のある家の魅力と中庭のある家を建てる際の注意点を紹介しました。
中庭のある家は趣味を楽しむ場やくつろぎの場など、工夫次第でさまざまな使い方ができ、とても便利なスペースです。一方で、中庭を設置するにあたって費用面や湿度対策など、注意しなくてはならない点もあります。
注意点をきちんと理解した上で自分達の暮らしにどの程度、影響するか家族で話し合ってみると良いでしょう。
本記事が、中庭のある家を検討している方の参考になれば幸いです。