「ナチュラルな家を建てたい!」
「ナチュラルな家を建てるときのポイントが知りたい!」
「実際の施工事例をみてみたい!」
この記事を見ているあなたは、このような気持ちなのではないでしょうか。
今回は、ナチュラルな家を建てるときのポイント、ナチュラルな家の魅力と見逃しがちな欠点、実際の施工事例まで詳しく紹介します。
ナチュラルな家を検討している人は、ぜひ参考にして下さい。
ナチュラルな家って?
ナチュラルな家とは、自然の木をふんだんに使い、ホワイトやベージュなどの淡い色やアースカラーを多く取り入れた家のことを指します。
ナチュラルな家の自然なテイストには植物が合うため、観葉植物などを飾ることがおすすめです。自然に近いやさしい雰囲気は、仕事などで疲れたあなたや家族の憩いの場になるでしょう。
あたたかな雰囲気と無駄のないシンプルさから、流行に関わらずいつの時代も人気の高いデザインです。
ナチュラルな家を建てる4つのポイント
ナチュラルな家を建てるために押さえておきたいポイントは、以下の4つです。
- ナチュラルな家の外観
- ナチュラルな家の内装
- ナチュラルな家の家具
- ナチュラルな家のキッチン
ナチュラルな家を建てる4つのポイントについて、それぞれ詳しく解説していきます。
ナチュラルな家の外観
家の第一印象である外観をナチュラルな雰囲気にするには、外壁材をホワイトやベージュなどやさしい色にするのがおすすめです。
玄関ドアや窓枠などに木材を使うと、やわらかく自然な印象になり、ちょっとしたアクセントになります。よりナチュラルな雰囲気にしたければ、明るめの色合いの木材を使用するのがポイントです。
そして、ナチュラルな家には三角屋根(切妻屋根)がとても合います。三角屋根は、上記の画像のようにヨーロッパの昔話に出てくるような、三角形の屋根のことです。シンプルな構造から、コストが安い、雨漏りしにくい等のメリットがあります。
ナチュラルな家の内装
ナチュラルでやさしい空間は、住む人にとっての癒しになります。内装をナチュラルなテイストにしたければ、あたたかな雰囲気のある自然な素材を使いましょう。
自然な素材には、丸太から切り出したままの無垢材をはじめ、漆喰、珪藻土などがあげられます。逆に、コンクリートや金属などの人工的な素材は、冷たい印象を与えるので控えましょう。
また、外観と同じく、天井やドア、柱などに明るい色合いの木材を使うと、一気にナチュラルな雰囲気になります。ちなみに、ナチュラルな家には緑がとても合うので、観葉植物を置くのもおすすめです。
ナチュラルな家の家具
家具によって部屋のイメージは大きく左右されます。内装にこだわっても、それに合わない家具を置くと、統一感のないチグハグな部屋になってしまいます。
部屋のテイストを統一するために、予算に余裕があればオーダーメイド家具をおすすめします。形や色を自由に決められるため、部屋の間取りや雰囲気にあっている家具が作れます。
家具の色合いは、ホワイトやベージュなどのやわらかいカラー、海や森など自然を思わせるアースカラーがナチュラルな部屋にぴったりです。
ナチュラルな家のキッチン
素敵なキッチンだと、きっと毎日の料理もはかどるでしょう。ナチュラルであたたかなキッチンをつくるにはかくす収納がポイントです。
使いかけの食材や調味料などが見えていたら、生活感が出てしまいます。生活感はナチュラルな雰囲気を壊してしまいます。生活感が見えないようにかくす収納として、キッチン収納や食品を入れるパントリーを十分につけておくのをおすすめします。
また、冷蔵庫や電子レンジなどの家電もポイントです。ナチュラルな雰囲気を壊さないデザインのものがいいでしょう。
例えば、まるっこいフォルムのかわいらしい冷蔵庫などは、電子機器の固い雰囲気がなく、ナチュラルなキッチンにもぴったりです。
ナチュラルな家に住むメリット・デメリット
ここからは、ナチュラルな家を建てるメリットとデメリットを解説していきます。
それぞれ詳しく解説していくので、家づくりの参考にしてください。
ナチュラルな家のメリット
ナチュラルな家は、ふんだんに使われる木のやさしい香りで、生活する人をホッと安心させてくれます。自然に近い素材をたくさん使うため、塗装剤などが一般の住宅に比べて少なく、健康にもやさしい住宅になっています。
またナチュラルな家は長く住む家にぴったりな住まいです。フローリングなどに使われる無垢材は、年月を重ねるほどにツヤが出たり、色味が変化したりと、長く住むにつれて味が出てきます。
そして、シンプルで控えめな色合いから飽きがこないデザインなのも魅力のひとつです。
ナチュラルな家に住むデメリット
ナチュラルな家は、マメな掃除が必要だったり、傷みやすいというデメリットがあります。ホワイトなど淡めの色が多く汚れやホコリが目立つため、マメに掃除しないと汚く見えてしまいます。
また、ナチュラルな家によく使われる無垢材は、合板に比べてやわらかいためキズが付きやすく、水にも弱いため濡れたらすぐに拭き取る必要があります。そのため、無垢材を選ぶ際は、耐久性や耐水性の高い木材を選ぶといいでしょう。
上記のようにナチュラルな家は、普通の住宅に比べてマメな掃除や傷みへの対策が必要となります。
ナチュラルな家の施工事例
次にナチュラルな家の実際の施工事例を詳しく紹介していきます。
ここで紹介する施工事例は、以下の4つです。
- 無駄が無駄がないシンプルで開放的な家
- 絵に描いたようなシルエットのかわいらしい家
- ヨーロッパの昔話にでてくるような明るい家
- 憧れのウッドデッキがある広々とした家
それぞれ見ていきましょう。
無駄がないシンプルで開放的な家
ホワイトで統一され、どんなインテリアにも合うシンプルな住まいです。ドアが天井まで高かったり、大きな窓がたくさんあったりと、設計の工夫で広々とした開放的な空間になっています。
緑を飾ったり、明るめのアースカラーの家具を使ったりすることで、シンプルな中に華やさがプラスされて素敵な家になります。
絵に描いたようなシルエットのかわいらしい家
絵に描けるようなシンプルなシルエットがかわいらしい住まい。フローリングや天井、棚などでそれぞれ違う種類の木材を使っており、木目の質感や色合いに個性があります。
また、吹き抜け天井のような開放的なつくりで、ビンテージな吊り下げライトが広い空間のアクセントになっています。
ヨーロッパの昔話にでてくるような明るい家
ヨーロッパの昔話に出てくるようなかわいらしい外観が特徴的です。淡い色合いの内装のなかに、柱や階段、棚などにさりげなく深い色の木材が使われているのがアクセントになっています。
また、リビング・ダイニングの一角にあるちょっとした畳スペースが魅力のひとつ。来客用スペースにしたり、子どものおむつ交換スペースにしたりと、多目的な空間になっています。
憧れのウッドデッキがある広々とした家
まんまるな窓や、木材のあたたかみのあるドア、玄関へ続くちいさなアプローチなど、レトロで雰囲気のある外観になっています。また、リビングの横にある広々としたウッドデッキが印象的。植物を植えられるスペースもあるため、ガーデニングも楽しめます。
そして、大きな窓から光の差し込むリビングは、壁が少なく広々としており、子どもやペットものびのび過ごせる空間です。
相馬市でナチュラルな家を建てるならアイリスホームがおすすめ
福島県の相馬市・南相馬市を中心に、注文住宅を手掛けるアイリスホーム。20年以上にわたり、福島の建築を支えてきた地域密着型の工務店です。
自然な木材無垢材のフローリングにこだわり、天井の高さまであるデザイン性の高いフルハイトドアなどを扱っています。
歴史ある工務店ながら、新たな技術も取り入れており、APS工法の高い耐震性、断熱基準HEAT20を満たす省エネ性など、高い性能を持つ住宅を実現します。
まとめ
今回は、住宅デザインとして根強い人気を持つナチュラルな家を建てる際のポイントやメリットやデメリットを紹介しました。
無垢材などの木材をふんだんに使い、やわらかい色合いのデザインにすることが、ナチュラルな家を建てるためのポイントです。また、やさしくあたたかな雰囲気で住む人を癒してくれるナチュラルな家ですが、マメに掃除しないとホコリや汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。
人生で最も大きな買い物といっても過言ではない住宅。紹介したポイントを考慮してじっくり検討しましょう。
今回の記事が、家を建てるときの参考になれば幸いです。