「吹き抜けの家がどんなものか知りたい」
「吹き抜けの家のメリット・デメリットを知りたい」
この記事を訪れたあなたはこのように思っているでしょう。
吹き抜けの家とは、階や床が天井で区切られていない家のことです。階が区切られていないことで天井が高いため、開放感があり広々と感じられます。
通常の家とは構造が異なるため、おしゃれなイメージを持っている方もいるでしょう。そこで本記事では、吹き抜けの家の事例を紹介し、その魅力を解説していきます。
吹き抜けの家を建てようとしている方の参考になれば幸いです。
吹き抜けのある家の事例5選
最初に、吹き抜けの家の事例を5つ紹介します。それぞれの事例で内装と外装の写真を掲載します。
それぞれの事例を見比べて、自分が建てたい吹き抜けの家のイメージをしてみてください。
事例①:アイリスホームの吹き抜けのある家
1つ目の吹き抜けの家はこちらです。内装、外装共に白で統一感があります。外装は凹凸が少なく、モダンな住宅の印象を与えられます。
内装は、吹き抜けにしていることで開放感があり広々と感じられます。また、太陽光が多く入ってきています。吹き抜けの家では、天井で遮られないため日光が取り入れやすいという特徴があります。
事例②:アイリスホームの吹き抜けのある家
2つ目の事例はこちらです。こちらは平屋と2階建てが組み合わさったような外装です。こちらも凹凸が少なく、モダンな家の印象を受けます。
内装は白がベースになっており、階段や棚にはウッド素材を使用しています。素材を合わせることで、部屋のテイストに統一感が出ておしゃれに見せられます。
また、リビングに吹き抜け構造を採用しているため天井が高く、広々としたリビングに見えます。リビングを吹き抜けにすると、家族団欒のスペースがゆったり広々としたスペースになります。このような効果も吹き抜けの特徴です。
事例③:住友林業の吹き抜けのある家
3つ目の事例はこちらです。外装はシックな印象の色で統一し高級感を演出しています。シンプルな外装ですが、縦のルーバーが高級感のアクセントとなっています。
こちらの家もリビングに吹き抜け構造を採用しています。上の階と繋げるのではなく、屋根の形状を利用した吹き抜けとなっています。
そのため陽の光が入りやすく、明るくて温かみのあるリビングになっています。
事例④:住友林業の吹き抜けのある家
この住宅は、天井に木目のクロスを採用しているためカフェのような空間になっています。天井の素材でも部屋の雰囲気を出せます。
階段や家具は、グレーやブラックのシックな色とウッド素材を上手く組み合わせて統一感を出しています。シックな色は無機質な印象ですが、ウッド素材と組み合わせることでスタイリッシュさと温かみを両立できます。
事例⑤:斉藤工務店の吹き抜けのある家
こちらの家は、窓際に吹き抜け構造を採用しています。1階部分と2階部分に窓があることで光を多く取り入れられます。
家族が過ごすリビングや、玄関など、家の中でも明るくしたい場所に吹き抜けを作ると良いでしょう。
吹き抜けのある家のメリット
ここまで、吹き抜けの家の事例を紹介してきました。人気のある吹き抜けの家ですが、どのような点が魅力なのでしょうか。
ここからは吹き抜けの家のメリットを解説します。メリットは以下の3つです。
- デザイン性が高い
- 風通しがいい
- 空間を広くとれる
順番に分かりやすく解説していきます。
デザイン性が高い
メリットの1つ目は『デザイン性が高い』という点です。従来の住宅ではあまり見られない構造の住宅なのでおしゃれに見られます。
おしゃれに見られる理由として、天井が高く広々としているため、おしゃれな照明を吊るしたり大きなカーテンや間接照明をつけたりと、自由にデザイン可能な点が挙げられます。
また、吹き抜けは、和室にも洋室にも合わせられるため、部屋のタイプにとらわれないデザインができるという点もメリットです。
人とは違うおしゃれなマイホームに住みたいという方は、吹き抜けの家はおすすめです。
風通しがいい
メリットの2つ目は『風通しが良い』という点です。暖かい空気は下から上に行く性質がありますが、吹き抜けの部屋は天井が高くスペースが広いため、暖かい空気が下にたまりにくく空気が循環しやすくなります。
空気の循環を利用して、1階部分と2階部分に窓を設置することで効率の良い換気が行えます。天井にシーリングファンを設置すれば、さらに空気の循環がしやすくなり、快適な空間になるでしょう。
吹き抜けの家では悪い空気をすぐに外に出せるので、住人の健康面にも良い効果が期待できます。
空間を広く取れる
メリットの3つ目は『空間を広くとれる』という点です。吹き抜けの家では、天井が高く壁が少ないので圧迫感がなく、部屋を広々と見せられます。
背の高い収納や家電を置いても圧迫感が出にくく、レイアウトの自由度が高まります。特に、土地面積の取れない都市部の住宅では、面積以上に部屋を広く見せられる効果があるためおすすめです。
天井や壁が少ないので陽の光も多く取り入れられますし、広々とした空間で過ごすことで精神的にも余裕をもった生活ができるでしょう。
吹き抜けのある家のデメリット
ここまでメリットを解説してきましたが、良い面もあれば悪い面もあります。メリットだけでなくデメリットも理解しておく必要があります。解説するデメリットは以下の3つです。
- 2階スペースが狭くなる
- 音やニオイが筒抜け
- 掃除が手間
順番に解説していきます。
2階スペースが狭くなる
1つ目のデメリットは『2階スペースが狭くなる』点です。1階と2階を区切る天井や床がないため、2階は狭くなってしまいます。
部屋数や収納は必要な分確保できるか事前によく検討しておかなければ、かえって不便な家になってしまいます。収納が足りないとモノが散らかってしまい、広々とした空間が台無しになってしまいます。
しっかりと計画を立てて、部屋数や収納が足りているか、よく考えることが大切です。
音やニオイが筒抜け
デメリットの2つ目は『音やニオイが筒抜け』という点です。吹き抜けの家では、部屋を区切る壁や階を区切る天井が少ないことで、生活音や料理の匂いなどが伝わりやすくなってしまいます。
勉強や仕事などに集中したい時にリビングの話し声が聞こえてしまったり、洗濯物に料理のニオイがうつってしまったりといった不都合があるということを頭に入れておきましょう。
防音対策を施した部屋をつくる、料理のニオイが届く所に洗濯物をおかない、といった対策が有効です。
掃除が手間
デメリットの3つ目は『掃除が手間』だという点です。天井が高いため、大きな窓や照明には届かず、工夫しないと掃除ができないという問題があります。
窓の外側は砂ぼこりや雨で汚れてしまいますし、内側は結露やカビの汚れが発生します。そのため、掃除できないと見た目や衛生面に悪い影響を及ぼしてしまいます。
足場を用意できれば良いのですが、落下や転倒の危険もあります。清掃業者や特殊な清掃用具に頼るのが一番ですが、コストがかかってしまうということを理解しておきましょう。
コストをかけたくない場合は、誰かと協力して掃除するなど、安全に配慮して行うことをおすすめします。
南相馬市・相馬市のおすすめ住宅会社3選
吹き抜けの家に関して、様々な事例やメリット・デメリットを紹介してきました。吹き抜けの家に対しての理解やイメージが深まった方もいるのではないでしょうか。
ここからは、南相馬市・相馬市で吹き抜けの家を建てるにあたって、おすすめの住宅会社を紹介します。ぜひとも参考にしてください。
アイリスホーム
アイリスホームは、住まいは『家族が安らぐ一番安心できるところ』を軸に、福島県の浜通りに適した住宅を提供しているハウスメーカーです。
そんなアイリスホームの最大の強みは、お客様への手厚いサポート。資金計画や土地探し、建設、引き渡しまでトータルでお手伝いしてくれるのです。複雑な手続きなど、家の購入に不安がある人でも安心して家づくりを進められます。
他社に比べて、打ち合わせ回数が多いことも特徴のひとつです。時間と労力は使いますが、その分細かい要望が反映されやすく、満足できる理想の家が建てられるでしょう。
詳細は公式サイトを参考にしてください。
住友林業
住友林業は、お客様の理想を叶えることに重きをおいたハウスメーカーです。設計への満足度が高く、予算のなかで最大限希望を叶えられるということが強みです。
また、木の材質にもこだわっており明るさや質感の違う数多くの木材を取り扱っています。実際、住友林業で家を建てることを選んだ理由の1位は『木の質感』です。
木の温かみを感じられる家や、木の質感にこだわりたいと思っている方におすすめです。
詳細は公式サイトを参考にしてください。
斉藤工務店
斎藤工務店は、家を『売るもの』ではなく『建てるもの』として捉えており、お客様から丁寧にヒアリングした要望を叶えていくことを大切にしているハウスメーカーです。
斎藤工務店の強みはトータルサービスです。自社併設の建設事務所のため、高いデザイン力を持っています。また、不動産業も行っているため安心して土地探しも可能です。
家づくりに関する様々な分野にプロがいるので、一生に一度の買い物を安心して任せられます。
詳細は公式サイトを参考にしてください。
まとめ
本記事では、吹き抜けの家の事例、メリット・デメリットを解説し、おすすめの住宅会社を紹介しました。
吹き抜けの家は、おしゃれでかつ、明るく見えたり広く見えたりするというメリットがある一方で、スペースが狭くなったり音やニオイが伝わりやすい、掃除がしにくいなどの問題があります。
メリットだけでなく、デメリットにも目を向けて理解しておくことが大切です。あらかじめデメリットへの対応を検討しておくことで、建ててから後悔してしまう可能性が低くなります。
家を建てる際は住宅会社も重要です。それぞれの特徴を見比べて、自分の理想が叶えられそうな住宅会社を慎重に選びましょう。
本記事が吹き抜けの家を検討している方の参考になれば幸いです。