「土間のある家を建てたいけど家のどこに設置したらいいの?」
「土間のある家を建てる際の注意点が知りたい」
本記事を読んでいるあなたはこのように思っていませんか?
土間は工夫次第でさまざまな使い方ができますが、家のどこに設置したらいいのか悩む方も多いはず。
土間への憧れだけで何も考えずに設置してしまうと、家全体が狭く感じたり、家の中が寒くなってしまいます。
上記のようにならないために、本記事では土間のある家の施工事例と魅力、土間のある家を建てる際の注意点を紹介します。
土間のある家を検討している方は、参考にしてみてください。
土間のある家の事例5選
ここでは、土間のある家の事例を5つ紹介します。
- 玄関とつながっている土間収納がある家
- 広い土間玄関のある家
- 玄関とフラットにつながる土間収納がある家
- 土間と連続する開放的なリビングの家
- 洋と和を取り入れた土間のある家
土間はさまざまな使い方ができ、とても便利な空間です。土間の設置を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
事例①:玄関とつながっている土間収納がある家
真っ白で個性的且つ、シンプルな外観の室内には玄関とつながっている土間収納がある家です。
土間収納には使っていない季節家電や子供のお砂場道具など、さまざまな物を収納できます。さらに玄関とつながっていることで、ベビーカーの出し入れも楽々。
すぐに取り出せるので、お出かけ前の準備もスムーズになります。
事例②:広い土間玄関のある家
黒の外壁に木目が映えるスタイリッシュな家です。玄関には広々とした土間玄関が設置されています。
玄関の壁に備え付けてある棚には、鍵やマスクなどを置いておけば時間がない朝でも探す手間が省けます。広々とした土間玄関ですので、雨が降った時に外の植木を避難させるなどさまざまな使い方ができるでしょう。
事例③:玄関とフラットにつながる土間収納がある家
グレーのシンプルな外観の家です。道路側の開口はプライバシーを確保するため、最小限に抑えました。
玄関の土間収納には、ベビーカーやキャリーケースなど家の中には入れたくない物が収納でき、とても便利です。玄関とフラットにつながっているため、出し入れもラクに行えます。
事例④:土間と連続する開放的なリビングの家
上下階で窓のラインをそろえることで、室内を明るくするだけでなく見た目にも美しい端正な外観の家です。
リビングとつながる吹き抜けの土間玄関は、明るく開放的。広々とした空間には植木や観葉植物を置くとより華やかになります。
土間と連続する開放的なリビングは、家の中と外を分断することなく緩やかにつなぐ空間です。
事例⑤:洋と和を取り入れた土間のある家
どこか懐かしく感じる、昔ながらの外観の家です。リビングに設置されている大きな窓からは植木の水やりなど、ちょっとした時に直接外へ出られます。
家の中は洋室と和室が融合している和モダン仕様。室内の至るところで、木目の美しさや木の温もりが感じられる家です。
土間のある家の魅力3選
ここでは、土間のある家の魅力を3つ紹介します。
- 趣味を楽しむ場として活用できる
- 子どもやペットが過ごすスペース
- 収納スペースとして便利
自分達の生活に合う、土間の活用方法を検討してみてください。
趣味を楽しむ場として活用できる
1つ目の魅力は趣味を楽しむ場として活用できることです。土間は水で洗えるため、汚れることを気にせず使えます。
例えばDIYやガーデニングが趣味の場合、木クズやペンキ、土などの汚れを気にしながら行わなければいけません。どんなに気をつけていても汚してしまうことはありますし、何より汚れを気にしながらの作業は心から楽しめないはず。
しかし土間があれば、汚してしまっても水洗いで簡単に掃除できます。土間は趣味に没頭できるスペースとして大活躍するでしょう。
子どもやペットが過ごすスペース
2つ目の魅力は子供やペットが過ごすスペースとして活用できることです。なぜなら、汚れを簡単に落とせるからです。
そのため、汚れを気にすることなくのびのびと子供やペットの遊び場として活用できるでしょう。また、遊び場だけでなく、家の中に汚れを持ち込まないためのスペースとしても大活躍。
公園で砂まみれになって帰ってきても洋服や遊び道具は一旦、土間に置いておけます。ペットの足が散歩で汚れてしまっても、足拭き場としても活用できるでしょう。
土間は工夫次第で、さまざまな使い方ができます。
収納スペースとして便利
3つ目の魅力は収納スペースとして便利なことです。外で使用した物も汚れを気にせず収納できます。
そのため、ベビーカーやキャンプ道具など、外で使用するものを収納するスペースとして活用できるでしょう。
一般的には、玄関に土間収納を設置するケースが多くあります。特に小さい子供がいる家庭は、外で使う遊び道具や自転車など玄関周りが物であふれがち。
しかし土間収納が玄関にあればそのまま収納スペースにしまうだけのため、手間もかからず玄関もスッキリできます。
家の中に土間スペースがあるとさまざまなものを収納する場所として、とても重宝するでしょう。
土間のある家を建てる注意点
ここでは、土間のある家を建てる注意点を3つ紹介します。
- 使う素材によって費用に差が出る
- 居住スペースが圧迫される
- 冬は家の中が冷えやすい
注意点をきちんと理解することで、自分達の生活にどのような影響があるかがわかります。それぞれ詳しく解説します。
使う素材によって費用に差が出る
1つ目の注意点は使う素材によって費用に差が出ることです。高価な石やタイルから、比較的安価なコンクリートまでさまざまな素材があります。
そのため、予算に合わせたグレードの素材を選ぶようにしましょう。
一般的な土間はモルタルやコンクリート、タイル、天然石などを使用。グレードにより違いはありますが、費用は天然石が一番高く、タイル、コンクリート、モルタルの順番になっています。
使う素材や土間の面積によって、材料費が高くなるでしょう。
居住スペースが圧迫される
2つ目の注意点は居住スペースが圧迫されることです。なぜなら土間スペースを取り入れる分、他の場所に割くスペースが少なくなるからです。
そのため、家全体のバランスをみて土間の広さを検討しましょう。
土間以外にも収納スペースを各部屋に設けたい、リビングを広くしたいなど要望があるでしょう。土間を設置することで、実現できない可能性もあります。
まずは要望を全て書き出した上で、それぞれに優先順位をつけてみてください。土間は必要か、設置するならどれくらいのスペースにするかなど家族で話し合って決めましょう。
冬は家の中が冷えやすい
3つ目の注意点は冬になると家の中が冷えやすいことです。コンクリートやタイルはフローリングに比べて断熱性が低くなります。
そのため家全体の断熱性や気密性を高め、冷えにくい環境づくりをしましょう。例えば、リビングやダイニングの延長線として土間を設置する場合は、土間にストーブを置いたり床暖房を入れると暖かい空間がつくれます。
荷物を置くスペースとして考えている場合は、寒さを気にする必要はありませんので設置場所に合わせて対策すると良いでしょう。
南相馬市・相馬市のおすすめ住宅会社3選
ここでは、南相馬市・相馬市でおすすめの住宅会社を3社、紹介します。
- アイリスホーム
- 住友林業
- 斉藤工務店
住宅会社によって特徴や得意なデザインが異なりますので、理想の家が建てられる会社はどこなのか比較、検討してみてください。
アイリスホーム
1つ目の南相馬市・相馬市でおすすめの住宅会社は、アイリスホームです。アイリスホームは平成7年に創業しました。創業以来、150棟以上の住宅や店舗を手がけており、デザイン力と技術力の高さから地元住民に信頼されている工務店です。
『家族が安らぐ一番安心できるところ』をコンセプトに、自然素材の建材や浜通りの環境に適した高い住宅性能の家をフルオーダーで建てられます。
さらに、土地・建物・金融機関の手続きなど、家づくりにおける全てのことを相談できる点がアイリスホーム最大の強みです。一際目を引く、高性能住宅で理想の住まいが実現できるでしょう。
住友林業
2つ目の南相馬市・相馬市でおすすめの住宅会社は、住友林業です。住友林業は元禄4年に創業しました。300年以上続く大手ハウスメーカーです。
住友林業は、『木の家』をコンセプトに選び抜かれた銘木の中から、好みの木材を自分達で選択できます。さらに、木造住宅でも地震に強い住友林業の家は、独自開発したビッグフレーム構法が採用されています。
災害に強い家づくりと充実したアフターサービスにより、何十年先も安心して住み続けられるでしょう。
斉藤工務店
3つ目の南相馬市・相馬市でおすすめの住宅会社は、斉藤工務店です。斉藤工務店は昭和51年に創業しました。創業40年以上の実績と職人による技術力の高さから、地元でも信頼されている工務店です。
斉藤工務店は、創業前にお寿司屋さんや和風料理店の造作工事をしてきた経験から、純和風住宅の依頼が多くあります。さらに和風住宅だけでなく、和と洋を融合させた和モダンやナチュラルなど、さまざまなテイストのデザインが実現できます。
この高い設計力の秘密は、設計事務所を併設しているからです。斉藤工務店の施工力と設計力の高さで、個性的な家やこだわりの家が建てられるでしょう。
まとめ
本記事では、施工事例を交えながら土間のある家の魅力と土間のある家を建てる際の注意点を紹介しました。
土間は趣味を楽しむ場や収納の場など、工夫次第でさまざまな使い方ができ、とても便利なスペースです。一方で、土間を設置するにあたって費用面や家の寒さ対策など、注意しなくてはならない点もあります。
注意点をきちんと理解した上で自分達の暮らしにどの程度、影響するか家族で話し合ってみると良いでしょう。
本記事が、土間のある家を検討している方の参考になれば幸いです。